東南アジアの国に海外移住した男のブログ

東南アジアのある国に海外移住して10年以上。日本人として葛藤・苦悩しながら東南アジアでリアルに生きています!社会派ブログ!

「低欲望社会」が普通になってる日本人

これまで我が東南アジアと日本との違いについて

色々とエントリーしてきました。

特にお金や物欲に関してのエントリーが多くなってなっています。(以下)

 

というのも、

僕は日本という先進国で生まれ育ち、そして途上国に海外移住して、

現在で海外移住歴は10年を超えるのですが

未だに両者の考え方の違いに悩むことは多くて、

そういう意味で物欲やお金についてのエントリーが

多いのかなーという感じなんですよね。。

 

livingasia.hatenablog.jp

 

livingasia.hatenablog.jp

 

 

低欲望社会であることに気づかなかった

最近以下の記事を呼んだのですが、

結構すごい衝撃を受けました。

 

www.nikkeibp.co.jp

 

僕が育った日本というのはデフレ社会であって

物価が上がらないから給料も満足に上がらないし

国としても成長しないのだよねっとずーと思い込んでいたんですよね。

ただ、最近以下の記事を読んで

僕が育った社会はデフレではなくて低欲望社会だったのであろうと気付きました。

 

デフレというものは

物価上昇の刺激を受けることができない経済そのものが問題であり、

モノを買う側の自分たちはなんら問題なく

普通の人達だと信じて疑っていませんでした。

しかしながら、実はモノを買う側の自分たちが

低欲望という名の特殊な登場人物であり、

この低欲望が結果としてデフレ経済を巻き起こしていたのではないかと

最近気付いたのであります。

つまり、あー犯人は俺だったのかと気付いたわけであります。。

 

海外移住したからこそ気づけた

東南アジアのような途上国に住んでいると

東南アジアの人たちってすげー金使うなぁ〜、

さすがに理解できないなぁ〜と

思うことが多々あります。

確かに東南アジアの皆さんの金使いの粗さは半端ではないでしょうし、

未だに買い過ぎだよと思うときは多々あります。

しかしながら、

そもそもの問題は

  • 日本人自体が低欲望になっていること
  • 日本社会が別に欲望がなくても生きれる社会になっていること
  • 低欲望であることに気づいていない日本人が多いこと

だと思っており、日本経済/日本人が超特殊すぎるのだよね。

ということだと思います。

 

東南アジアの途上国に海外移住して10年たってもなお、

日本と東南アジアとのギャップに未だに悩んでいる僕でありますけれども、

上記のことは僕が海外に長くいるからこそ気づけたことなのかもしれません。

日本に長くいたら真剣に考えないでしょうし、

現代の日本経済や日本人が超特殊であること

気付くことはできなかったように思います。

 

 

 

日本人として「低欲望社会」と言わるのは正直ムカつきますが、

ただ海外から日本を見ている僕からすると非常に納得できる症状でもあります。

気になる方は一度以下大前研一の本を読んでみることをオススメします。

 


 

 

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