需要を創りだせ モノ時代の終焉
需要を創りだせ
需要を創り出せ!という議論に対して、
もういっぱいはモノもってんだからも売れでしょ!
っていう毎日新聞の風知草に対する批判が盛り上がっているようです。
我が東南アジアは、もうモノがばんばん売れて仕方ないなので
需要を創り出せ!といってもねぇ。
という地域ではあるんですけども、
日本には日本なりの悩みがあるんですね。
モノ時代の終焉
先進諸国というのは確かにモノを作り出し、
それが売れることによって経済成長してきた経緯があります。
それは日本だけではなくて、ほとんどの先進国はそうだと思います。
モノってのは面白いもので、形があることによりすごく売りやすくなるんですよね。
こうやって売りやすいモノを作り、それを売ることで経済成長してきた国や
世代の方々は@sarukame999さんの言われていること
は理解できないのかもしれません。
当然、現在成長中の東南アジアの方々も理解できないでしょうし、
理解するにも相当な時間がかかると思います。
逆に形のないもの(サービス)というのは、
形がないので正直売りづらくて、変化しやすいので大量生産がしづらい
という特徴があり、モノよりは確実に難しいレベルであります。
ただ、日本というモノとしてはもうお腹いっぱいであり、
モノによって需要創出をすることは困難であるという国には、
サービスという難しい領域に入っていくしかないのかもしれません。
保育園落ちた日本死ね!!の問題もあったりと、
かなり難易度の高い問題にぶち当たっている日本でありますが、
モノという形のあるものに頼れなくなった今は
本当によいサービス、経済を回すサービスが日本で需要を創り出すのかもしれません。
まあ日本というのは海外から見るとかなりサービスのいい国で通っており、
それに比べると東南アジアなんて相当適当なんですけども、
モノ時代が終わった日本にとってはサービスというものが最重要なのかもしれませんね。
モノが売れないから、需要を創り出すことができないなんて考えていたら
人口問題なども併せて日本の経済は本当に回らなくなって
結果としてベーシックインカム議論とか出てきてしまう気がするのですよね。。。
おもてなしの国日本を実現してほしいものです。
以下に消費や人口関連のエントリーも書いておきますのでよければ是非。
改めて考えると本当に日本って大変だなぁとは思います。
逃げるわけではないですが、海外移住もオススメですよ。