東南アジアの国に海外移住した男のブログ

東南アジアのある国に海外移住して10年以上。日本人として葛藤・苦悩しながら東南アジアでリアルに生きています!社会派ブログ!

日本では苦しいイオンが東南アジアでは猛烈に攻勢をかけているって話し

イオン

日本の流通大手であるイオングループが日本で

窮地に陥っているようでなかなか大変そうであります。

 

toyokeizai.net

 

イオングループというとミニストップやらダイエーやらと

もう様々な流通/小売の会社がグループ配下にあるようで、

どこかの調子が悪くなるとグループ全体の業績に影響してくるような

感じなんでしょうかね。

 

そんななか先日日経新聞にも掲載された通り

イオンは東南アジアで攻勢を掛けております。

www.nikkei.com

 

日本で業績が悪くて株主などにも相当叩かれていると思うのですが、

このような環境下で東南アジアに攻めに行っているところを見ると、

勇気というか絶対成功させるという意気込みと覚悟を感じ

非常に応援したくなります。

 

イオンは今後東南アジアでの店舗数を3倍にしていくとのことでありますが、

現在であっても東南アジアベトナムカンボジアインドネシアに現在出店しておりまして、

すでに東南アジアでの投資額は1000億を超えてるんじゃないかと思われる額を

投資しておりまして、流通という業界にとらわれずに考えてもこの投資額はメガトン級であります。

 

もちろんイオンの東南アジアへの攻勢については投資額だけではなくて、

現地の方々の心を掴んでいるようで現地では大賑わいとなっております。

いくつかの店舗に行ったことありますが、カンボジアベトナムインドネシア

ものすごく人が集まっていてすげー集客力だなと感じています。

 

通常外資系企業が東南アジア現地に入ってくると工場関係でなければ、

基本的に中心地に店舗を構えることが普通なのですが、

イオンは日本のスタイルを変えずに現地カンボジア/ベトナム/インドネシア

についても日本の店舗展開スタイル同等に郊外に出店しておりまして、

日本の考え方を変えずに現地の人の心を掴んだという点においても

流通業界の中では衝撃的であったようです。

また、イオンという日本の流通大手が現地に入り込み

軌道に乗せているという点は現地ローカルの流通業者だけではなく

各国の流通業者を刺激しているようで、

イオンのように郊外を狙っていく海外の流通業者も追従しております。

 

また、イオンの東南アジア展開はひとつの特徴があって

イオンの海外店舗展開というのは、日本企業を引き連れてくるという点です。

イオンのフードコートには日本から来た飲食店が多くいまして、

イオンが東南アジアで攻勢を掛けるのと同じように日本の企業も

東南アジアでのビジネスチャンスをつかもうとしているわけです。

 

こんな感じで東南アジアに攻勢をかけているイオンでありますが、

東南アジアで攻勢を掛ける理由というのは日本の業績不信の問題よりも、

ASEAN6億人の人口を取り込みたい!

東南アジアの方々の購買意欲は日本人よりも高い!

というところだと思っております。

そういう意味で、東南アジアで猛烈に攻勢をかけるイオンというのは

現地状況や将来性をよく見ていて賢いなぁと思うわけです。

日本では訪日外国人ビジネスが流行っていますけども、

まあイオンの場合は現地でお客さんを拡大するってのが

スタンダードなビジネスでかつ一番の近道なんでしょうね。

 

イオンは日本で業績についてニュースになったりしておりますが、

気づいたら海外売上が非常に高くて

イオングループは安泰ですけど何か??と( ・´ー・`)顔で

いいだすんじゃないかって思っていたりもしております。

そのぐらい東南アジアでの展開には勢いを感じておりまして、

インドネシア/ベトナム/カンボジア以外の国にもどんどん

店舗を出してがんばってほしいと思っている次第です。

 

以下の記事に書いたように東南アジアではファミマもがんばっておりますので、

ファミマと同様イオンにも東南アジアで成功する流通/小売としての

ロールモデル/成功モデルになってほしいと思っております。

 

livingasia.hatenablog.jp

 

 

 #最後に

イオンはインドネシアベトナムも日本のキャラクターを

全面に出して店舗展開しておりまして、

イオンにはドラえもんなどとタイアップした商品やどらえもん商品が

よく売ってるんですが、ココらへんの売り方も非常にうまいなぁーと思うわけです。

子供が多い東南アジアの特徴をよく理解していて、

もう現地のキッズの心をわしづかみにしてるんですよね。

 

どらえもんは東南アジア各国でも本当に有名なマンガなのですが、

しかしながらスネオの知名度だけはいまいち低い感じでありますので、

ぜひスネオファンのためにもイオンにはぜひがんばってほしいと

思っている次第です。

 

 

 

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