東南アジアの国に海外移住した男のブログ

東南アジアのある国に海外移住して10年以上。日本人として葛藤・苦悩しながら東南アジアでリアルに生きています!社会派ブログ!

憲法9条改正 ふわふわしてるのがいい時もあるんじゃない

安倍首相ですが、もう憲法9条を改正したくて仕方がないみたいですね。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

”この中で首相は、複数の世論調査の結果から、憲法学者の約7割が自衛隊違憲の可能性があると考えている一方、国民の9割が自衛隊を信頼している、と説明。自衛隊憲法に明記することについて「国民的な議論に値する」と強調した。”

 

まあわかりますけども、どうしても9条を改正する必要があることへの理由としては

正直乏しくて、これだけの理由で9条を改正するには説得力に掛けるような気がするんですよね。。。

 

日本は”一様”民主主義国家ですので国民の同意を得る!というスタンスを貫いているものの

最終的には、力技で乗り切ろうとしている感じがぷんぷんしております。

 

たとえば、以下の記事で書いたように自衛隊を領土問題で揉めてて

やばい南シナに派遣したりしています。

別に日本に直接関係の南シナに自衛隊を派遣する必要なんてないですからね。

 

livingasia.hatenablog.jp

 

また、実用的にはあまり必要もないのに熊本地震において

無理やりアメリカさんのオスプレイを動かしたりもしています。

 

www.huffingtonpost.jp

 

まあアメリカさん的なところで裏取引とかあるのでしょうけども、

なんか非常に軍隊っぽい動きをしていますよね、安倍さんは。

 

安倍さんの言うことは憲法学からするともしかしたら正論なのかもしれませんが、

政治があってそこには国民がいてという国としての実態を考えるのであれば

別に無理やり9条を改正する必要もなくて、

たしかに気持ちはわかるのだけど

ふわふわしている今の状態でもいいんじゃない

とは思ってしまうわけであります。

 

というかむしろ戦後、日本はふわふわしているからこそ、戦争に巻き込まれなかったわけですから。

アメリカに統治されている時代に憲法ができて、

あなたたちアメリカさんが作った憲法9条なんで簡単に変えられないんですよー

と言い続ければいい気がするんですよね。

 

東南アジアだったら即戦う

僕が上記のように憲法9条は変えなくてもいいでしょと思っていることには

理由があって、それは現状日本人にはついていけない議論だからであります。

 

東南アジアの国々なんてアメリカや大国の後ろ盾もないわけで、

自国は自国で守るしかないんです。

そういう意味で肝が座っているところがあって、

がんばってお金貯めて軍事費を拡大させて、

もちろん軍隊があって、徴兵制があって、

そして、こりゃあやべーなと思ったら予備役を集めたりしてるんですよね。

日本のみなさん知らないでしょうけど、東南アジアの国は

そういうことはまああるわけです、実際に。

自分が弱いからこそ、有事が起きた時の準備を日頃からしているわけです。

 

ただ、日本のように戦争にほど遠い国や国民からすると

ちょっと早すぎるんじゃないかなーと個人的には思ってしまいます。

このような状態ですぐに改正を目指すとか、パワープレーで

実績を残そうとするのは結構ハードル高いなと思うわけです。

 

 そのため海外移住していて日本とは全然違う環境に置かれている僕からすると

自国を自国で守るのは国としては当然だと思うけど、

一方で日本の歴史や現在の環境を考えると民主主義として民意を

得られるのかなと思っているわけです。

たとえ安倍さんが力技で9条を改正したとしても、本当に実践の戦争が

はじまってしまった場合には統制がとれんのかなと。

統制が取れなくて世界一弱い軍隊になっちまうんじゃないかなーと。

そういう意味で今はふわふわしていてもいいのかなと思うわけです。
 

僕も海外移住しているものの、

国籍も心も日本国民である以上そこは非常に気にしている次第であります。

 

 

 

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