東南アジアの国に海外移住した男のブログ

東南アジアのある国に海外移住して10年以上。日本人として葛藤・苦悩しながら東南アジアでリアルに生きています!社会派ブログ!

ベテランスリ師 「デパ地下のさと婆」なんて東南アジアにめっちゃいるよ。

地球の歩き方を見ていると、

窃盗/スリに十分気をつけましょう!

ってよく書いてあるんですけど、

やっぱり海外では窃盗やスリってのは非常に多くて、

犯罪のほとんどは、窃盗がらみと思ったほうがいいかと思います。

 

そんな中、我が安全大国日本で、大ベテランのスリ師が捕まった模様であります。

「デパ地下のさと婆」という異名をもった方で、若い頃からスリをやっていた

プロ中のプロといってもよいでしょう。

headlines.yahoo.co.jp

 

ただ、東南アジアはこんなプロのスリ師がまあたくさんおります。

実際にわたしも神業的なスリ師に遭遇したことがあって(しかも子供)、

取られた後は、まあ逆に感動しちゃった。というレベルのものでありました。

子供なのに、やるねー、プロやなぁーという感じでありました。

 

デパ地下のさと婆自体も若い頃から、スリをやっていたようですが、

東南アジアの事情などを考えるとやっぱりそういう時代なのかなとも考えてしまいます。

 

というのも、普通に働くことができない人っているんです。

家族の状況だったり、周りの環境によって就職すらできない人たちがいます。

昔の日本にも、普通の仕事ができない人たちってのがそれなりにいたわけです。

でも彼らは行きていかなければいけないので、普通とは異なる職業についたり、

犯罪に手を染めたりするわけであります。

 

東南アジアに当てはめると、親が働かない、家が貧しい、国からの援助もない

などの状況は往々にして考えられて、そのような子どもたちはスリを働くことで

なんとか生活をしていくわけです。

また東南アジアの国というのは、中流階級が出来上がっておらず

貧富の格差が激しいことも背景として存在しています。

 

経済発展するにつれて、社会も改善してくることで、

徐々にそういうことはなくなっていくとは思いますが、

昔の状況からもあって、デパ地下のさと婆みたいな人も出てきてしまうのかなと

思うわけであります。

 

東南アジアには、デパ地下のさと婆なみのプロのスリ師はたくさんおりますので、

みなさん旅行に行かれる際は、十分にお気をつけ下さいませ。

 

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