地震が日本人の強さを作ったのかも知れない
日本のニュースはよく見ているんですけれども
時々こういう災害情報がでてきまして、
本当に日本というのは地震が多い国だなと思っております。
被害に合われた方には非常に残念な気持ちでなりません。
地震大国日本
これは日本という国、そして日本人として生まれた僕らの
宿命であるとしか納得せざるおえないところではありますが、
日本というのは世界的にみても地震が非常に多い国であります。
日本では年に何十回のも地震の情報が流れますし、
数年に一度は今回の熊本地震のように非常に被害の多い
地震も発生してしまう状況です。
日本であっても、この熊本地震のように非常に被害の
大きな地震が起きてしまいますので、そういう意味で
テクノロジーや技術が進歩した国であっても
地震の強さには勝てず、人間というのはやっぱり
ちっぽけな存在なのかなぁと思うわけであります。
地震のことを知らない東南アジア
見てみますと、確実に日本よりは地震は少ないです。
日本で地震が多いかが以下の記事からわかると思います。
世界で最も天災リスクが低い地域 | マレーシア不動産、海外不動産|投資・居住・移住・セカンドハウス|フォーランドリアルティネットワーク
数年に一度は起きておりますが、
日本では小さい地震が起きてもそれほどびっくりすることではないのですが、
東南アジアでは
というのはいるわけであります。
東南アジアでは概して地震についてはこのような認識でありますので、
いざ地震が起きてしまった時の対策についても、
ほぼ考えていないに等しいわけです。
たとえば、
- 地震が起きた時の防災訓練もやってない
- 建築の耐震レベルなんてほぼないに等しい
- 非常口はあるけど、まず機能してない
都市ごと崩壊しちまうんじゃないか?と思われるぐらいに無防備
であります。
おそらく東南アジアの各国の都市は崩壊するでしょう。。
復興にも相当な時間がかかるでしょうし、
乗り越えること自体が大変だろうと想定しています。
まあ、地震がまず起きないからよいんですけども。。。
訪日外国人と地震
日本を訪れるいわゆる訪日外国人というのは非常に多くなっているのですが、
概して外国人というのは地震に慣れていない民族が多いのではないかと思います。
大きな地震が起きると必ずといってよいほどデマが流れたり、
実際に今回の熊本地震でも朝鮮系の人たちに対する人種差別が起きているようです。
つまり災害に合ってしまうと外国人というのは、
物理的にも精神的にも非常に弱い立場に置かれるわけですよね。
日本に地震などの物理的な耐性/対策だけではなく、倫理観などについても
学ぶべきで、今後日本の自治体や政府は災害時の外国人へのサポートなども
必要になるのかもしれません。
地震が日本人の強さを作った
このような状況でそもそも日本人とそれ以外の国の人たちというのは
地震に対する環境や経験が大きく異なっているわけです。
日本人というのは世界の中でも非常に特殊な民族であると
時々言われるときがあるのですが、
それは海外移住して海外に住んでいる僕からしても
かなり当たっていると思っておりまして、
ビジネスにおいてもスポーツにおいても
概して日本人というのは非常に粘り強い民族であり、
苦境を乗り越えていく民族だと思っています。
その背景としては、地震などの人間ではどうにもならない災害
をいくども乗り越えてきた経験、アイデンティティーが根底には
あるのではないかと思っております。
日本列島は有史の時代から地震が多い国であったわけであり、
アイデンティティーとして刻まれているのではないかと。
災害とは別の話ですが、70年前の終戦の言葉を出すのであれば
耐え難きを耐え、偲び難きを偲ぶ
ことのできる民族が日本人でもあります。
そう考えると日本人というものは
苦境を乗り越えることができる、ストイックに生きることのできる
世界的にも見ても特殊な民族だと思っており、
そして胸一杯につまった悲しさや儚さ、目の前に立ちはだかる苦境を
バネにして乗り越えることのできる強さ
を日本人は持っているのだと思います。
今回地震で被害に合われた方には非常に残念でなりませんが、
まだまだ余震が多いなか熊本が早く落ち着いて
復興に向けて進むことを
ここ遠方の東南アジアより深くお祈り申し上げると共に
熊本の皆様の日本人としての力強さを信じております。
#追記
地震関連で、 以下の記事もエントリーしました。