タクシー初乗り400円台って言っても裏ワザでしょ。 UberやLyftに駆逐されるぞ
時々日本に帰省するときがあるのですけども、
その時に一番ギャップを感じるのが日本のタクシーの値段の高さ。
東京700円とかちょっと高すぎる気がするんですよね。
以下で世界各地のタクシーの値段のランキングを示した記事があるんですけど、
これで言うと東京は世界2番めの値段の高さってことですよね。。。
世界高い国ランキングの10位に入っている国のほとんどは
そもそも物価が高い国なのでなんなく理解はできますが、
東京はヨーロッパほど物価が高くないのに
その割にはタクシー運賃は高いなぁと本当に思います。
というのも、上記のランキングを見てもわかるとおり
我が東南アジア各国ではタクシーの値段がめちゃくちゃ安いんですよね。
どこをでも安くて、最安で50円ぐらいぐらいから初乗りできますからね。
また最近、東南アジアではGrab TaxiやGrab Bike,Uber,Easy Taxiなど
ライドシェア/配車サービスがかなり加熱している状況で、タクシーとしての
選択肢も増えて便利になってきてるんですよね。
正直このタクシーにおける便利さは日本にはないと断言できるわけであります。
そんななか、日本のタクシー業界でも動きがあったようで、
実質の距離を縮めて安く見せる!という裏ワザを繰り出すようです。
まあ、いきなり700円確実にかかるよりはいいかもしれませんが。。
東京400円台。Uber対策というところですかね。
しかも何よりも気になるのが、早くても来春からというスピードの遅さ。。
夏から都内で実験するなんて話しもありますが、
本件で本当に実験が必要なんですかね!?
日本は現在高齢化社会に入っているわけでありますので
タクシーがもっと便利であれば一般生活上でも
使いやすいのになぁと思うのですが、
この対策の内容とスピードの遅さをもっと改善していかないと
利用者の不利益になるような気がします。
背景にはタクシー運転手さんの給料や業界の構造などの問題もあって
踏み切れないところはあるとは思いますが、
しかしながら世界的にはUber,Lyft,Grabなどのライドシェア/配車サービスが
かなり精力的にシェア拡大している状況を見ると
日本のタクシー業界/日本政府は非常にコンサバティブに見えて仕方がない
ところであります。
また、訪日外国人増加や2020年の東京オリンピックを見据えての
規制緩和というところもあるのでしょうが、
そのスピード感だと正直もう時間がないのも事実でありますので、
もっとがんばってほしいものであります。
最後に
日本のタクシーの運転手さんはアメをくれたり、
コーヒーくれたりする人がいて非常に好意的に感じる運転手さんがいるのですが
我が東南アジアのタクシー運転者も負けておりませんで、
ゲイの運転手さんに気に入られてしまいなかなか降ろしてくれない
という”降車拒否”をされたことがここ10年に2回ほどありまして、
とにかく振りきってダッシュで逃げたということがありましたので、
そこだけはお気をつけくださいませ。