東南アジアの国に海外移住した男のブログ

東南アジアのある国に海外移住して10年以上。日本人として葛藤・苦悩しながら東南アジアでリアルに生きています!社会派ブログ!

トランプ イスラム教徒監視とかマジでやめろよ(日系人強制収容所の歴史)

IS関係のブリュッセル空港テロ爆発で

国際情勢はかなり緊迫した雰囲気となってきました。

 

ISの恐怖に怯えるアメリカでは

過激な発言が飛び交っており

イスラム教徒を監視しろ!という声も出てきております。

 

 ドナルド・トランプに続く発言なども出ており

あー、やっぱりこういう議論がでてきてしまうのですよね。。。

とても悲しいことであります。

 

www.huffingtonpost.jp

 

www.sankei.com

 

歴史は繰り返されるもの

以外と知られていないことなのかもしれませんが、

戦中アメリカでは日本人及び日系アメリカ人を強制収容所

送って隔離したという歴史があります。

 

当時真珠湾攻撃などでアメリカは日本に相当な脅威を抱いており、

その結果、同じように日本を敵視する声が高まり

まったく無実の日本人または日系日本人が強制収容所に送り込まれたのです。

 

このような歴史は繰り返されるべきではないことは誰でも

わかっているわけでありますが、

まだ記憶に新しい大惨事となった9.11のテロときでも同様のことが

起きていたわけです。

 

東南アジアにはイスラム教徒は比較的多く、

特にマレーシア、シンガポールインドネシアには多くのイスラム教徒がおります。

彼らはのほとんどは過激派というわけではなく、敬虔なるイスラム教徒である

というだけなのですが、実際に9.11の時にアメリカは秘密裏に

彼らを監視し、空港などではイスラム教徒だけ厳しいチェックを受けさせられる

というようなことも起きています。

 

そう、歴史は繰り返されるものなのです。

民族は永遠に虐待されていくわけです。

 

アメリカというのは、恐怖に非常に弱い国

とも言えるのかもしれません。

ドナルド・トランプは自国が起こした日系人の強制収容という歴史を

知っていながらもそれを行おうとしているのです。

おぞましい。。

 

確かにISの恐怖はあるかもしれません。

しかしながら、ISをイスラム教徒全体と捉えてしまうなんて

アメリカ人の民度ほど低いものはないなと思ってしまいます。

 (すいません、ブチギレ)

 

ISについては非常に過激で危険な組織であると思います。

しかしながら、イスラム教徒全体を指して監視/隔離しようという

ドナルド・トランプの姿勢は絶対に許されるものではありません。

 

日系人強制収容所についての書籍は多くありますが、

以下の書籍/DVDが非常にわかりやすくてオススメです。

 

僕みたいに海外移住してしまっている人間には

本当に心にしみる物語であります。

*泣いてしまうので要注意ですが、本当にオススメです。

 

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