テクノロジーで勝てなくなった日本
よく考えると僕が東南アジアに来た時とは、
日本企業、日本という国の立ち位置というのは大きく
変わったなぁと感じています。
以前は日本の家電メーカーさんが、ここ東南アジアでも幅を聞かせていました。
と結構なお金を使って広告を出してり、順調でーす!って雰囲気を出しておりました。
しかしながらご存知の通り、現在の日本の家電メーカーは買収されたり、
大量リストラを行ったりと経営が厳しくなり
日本国内であっても徐々に影響力を失っている状況です。
僕が新卒だったときは、家電メーカーに入社するんて将来を
約束されたようなもんでしたが、今じゃ入社すらしたくないですもんねー。
そんな状況は、ここ東南アジアにおいても変化が起きています。
東南アジアでは家電というと韓国系のLGやSamsung、台湾系、中国系
などが台頭しており、日々押されている感じがあります。
技術力で負けているというよりも、価格やブランディングで負けているような
印象を受けてますが、一つのテクノロジー分野で戦えなくなっているのは
残念ながら事実だと思っています。
まさに日本の得意とする分野で負けているわけです。
これはスマホの分野でも同じで日本製のスマホなんて海外で全く使われていません。
東南アジアの方々は、それでも日本に寛容であり、
日本製品はいい物と分かってくれている最大の理解者であるのですが、
それでも日々影響力を失い韓国製品や中国製品に流れていっている感じがします。
非常に残念なことであります。
それでは日本は何で戦えばいいのだろうか。(続く)