「明日は今日よりも豊かだ」東南アジアは物欲の塊
前回、東南アジアでは富裕層がめちゃくちゃ増えていることを書いた。
とにかくモノが買いたくて仕方ない東南アジア
これは富裕層だけが突然変異的に登場しているのではなく、
経済状態が改善するにつれて、マーケット全体が底上げが置きて
お金持ちが増えているという状況になっている。
そういう意味で中流階級の層もめちゃくちゃ増えている。すごいスピードで。
彼らは、とにかくモノを買うことに命をかけているといってもいいぐらいに、
モノを消費していく。まさに物欲の塊だ。
彼らの物欲(なんでそんなにモノを買うんだ!?ってこと)については、
僕にはなかなか理解できない時があったのだけど、
最近以下の記事を呼んで改めて腹落ちした感じがした。
「最近の若者には「未来への夢」が乏しい。90年のバブル景気の頃までは、年々経済は成長し、収入は増加した。誰もが「明日は今日よりも豊かだ」と信じて夢を描くことができた。」
特に「明日は今日よりも豊かだ」という状態がまさに今の東南アジアの姿だと
思っていい。
ここ東南アジアに住んでいると
「成長するでしょ、給料も当たり前のように上がるでしょ。もっと生活も豊かになるでしょ」と思うことは、誰でもが分かっている当たり前のことなのだ。
だから彼らはものをどんどん買っていく。
給料の数ヶ月分もする高価なものを買うことになんら躊躇もしない。
僕からすると、モノを買うことに焦っているのかなと思うことさえある。
はっきりいって、すげーパワーだと思う。
日本人である僕が彼らに抱いている劣等感の一つとして、
この物欲、このすげーアクセル踏む感じは正直勝てないなといつも思っている。
やっぱ東南アジアはすげーなぁぁ。