東南アジアの国に海外移住した男のブログ

東南アジアのある国に海外移住して10年以上。日本人として葛藤・苦悩しながら東南アジアでリアルに生きています!社会派ブログ!

文化が衝突するとこうなる。

文化の衝突

外国で何年も生きている日本人。

家族はもちろん現地の奥さんであり、親戚ももちろん現地の方々だ。

(子供はハーフ)

 

文化とか風習の違いというのは想像以上に大きくて、

時に対立することもあるが日本人としての考え方が理解されるということはまずない。

それは僕が日本人であるから意見の相違について理解されないというよりも、

そもそも僕自身がマイノリティーであるからなのだ。

 

マイノリティーであるのだから自分の意見を押し殺すべきだというのではないが、

しかしながら現実問題、家族であるから常に協力して生活していかないといかんなぁ

と思うと少数派の意見を押し通すのも難しいのでありんす。

 

そうなると僕は時々孤独の中で生きようとする。

最近分かったのだが、自分の意見が認められないからそうなるのではなく、

日本人として意見を否定されたように感じてしまうからそうなるみたい。

 

日本人とは

孤独という、誰にも反対のされない自分だけが正しい世界を構築することによってのみ

日本人であるという自分を正当化し、そして自分のアイデンティティとルーツを

守ることができるのだと思う。

 

無性に興味が湧いて日本という国、日本人や日本文化とは?

などを夜中まで調べ物をする時があるが、

どうもその行動の裏にはこのような心理的な背景があるのだと思う。

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嫁や家族に虐められてるわけではないし、

日本国に対して右翼的な思想を持っているわけでもないが、

意見が相違したとき、自分がマイノリティーという状況下にいると

相手がたとえそう思ってなくてもアイデンティティを侮辱されたとして、

ルーツやアイデンティティをガードする方向に動いてしまうのかもしれない。

 

なんだか難しい感じになってしまったけど、

海外に移住するということは、こういう永遠に解消できないであろう問題に

一生葛藤し、付き合っていかないといけないということなんだと思う。

 

 

 

 

 

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